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図書館に本を取りにいって、それからすこし遠回りをして歩いた。よく晴れていて、輪郭を取り戻しつつある日差し、咲いている梅、春の気配、それはいつも悲しくて、最後に春が楽しみだったのはいつだろうと思う。

人間の解像度が低すぎる代わりに持っている特殊レンズがあって、そういうことに最近直面する機会がやけに多くて変な気分だったこんなつもりじゃなかった不思議なことが相対的にばかりだ。

しなければいけないはずだったことが思いの外早く終わって変な空白、もっとすべきことはたくさん残っていて、そんなことだらけで、携帯から貼り付ければ即座にリンク、たまに同期のうまくいかないメモ機能の上で文章がひび割れて散らばっていたこととか、そういうこともすこし前にあった。