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仕事をしていた。あまり連絡が来なくて済むこと、あまり連絡をしなくて済むことは一定の気楽さでもある。なかなか終わらない。何も終わらない。夜にファミレスに行くことを決めていて、それが私を前に引っ張っていることが馬鹿らしかった。

はてなブログのサービス側から、たまに1年前に自分が書いた記事のリンクが送られてくる。振り返ってみませんか、ということらしい。日に日に薄味になっているということを思い続けているけれど、けれどというよりもだからか、1年前の私の日記は今の私にとって普通に面白い。面白いというか、私が日記に求めるものが入っている。今日の日記は来年の私から見るとこれでもまだましだと思うのだろうか。それはなんだか嫌だなと思う。

かくして無事に夜、ファミレスに行った。ゲームのオマージュをしようとしたのではなく、人と話す用事があったのだがそれを家の人に聞かれたくないという理由で、とりあえず外に出ようと思って駅の近くのファミレスに行った。何階建てかも知らなかった。ずっと何かしらの音が聞こえていて、何かをしにたまにいくのも良いかもしれないと思った。会議の部屋が開くのを待ちながらこれを書いている。あちこちから知らない音が聞こえる。タイマーが何回もなる。封を切られている。期待された時間が無限に堆積していく。やけに明るくていい場所だ。

閉店してしまうので外に出て、同じところをぐるぐると歩き回りながら話をしたり聞いたりした。途中で何度も同じ人たちとすれ違って、なんとなく大学の頃を思い出す。どの町でも若者は歩き回りながら話をするのだなと思った。