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昨日はそれでその後、演劇を見た。削ぎ落とされたり、繁殖してぶよぶよしたりする知っていたかもしれない時間の前半は息と、管の中で、息が苦しく、前のセクションと次のセクションを消すということは、いかにして可能なのか、それは残酷なことなのではないか。

今日は先輩と同期と後輩と4人で演劇を見に行った。物語を分有する都市ということで良かったのだろうか。町に白い布がかぶさって、それは一瞬遠い未来の街の滅びに遷移したことだと思う。明確に引かれた境界を向こうから一方的に踏み越えてこようとするコミュニケーションは怖い。居心地は悪かったのだが、後から言語的に考えれば意図は理解することができ、チューニングの問題だったのかもしれないが、理解するように一歩引いた視点があると仮定した時それは私にはみることができなかった。

言葉にしたものだけが全てだから、私の不足は言葉で埋め合わせなければいけないと思っている話に対して、そうではないのではないかと言われて、元々の総量が違うんだろうなと思っているから納得できなかったけど、もう少しゆっくり考えてみようと思っている。

・お寿司『ヘレンとgesuidou』

ソーントン・ワイルダー作/柴幸男演出『わが町』