1006

ずっと眠たく、血が濁っているかのような感じ、この怠さに浸っていたいのに窓の外はずっと晴れ、今日は平日、あー、あー。私はボールペンを失くす天才です。秋の気配がまだしないことは私の安心でもあり、急落する気温にいつか悲しくなるということ、それでも私にとって冬は大切であること、私は秋が好きで、秋は私が悲しい季節だということ、秋と私って字が似ているので、近すぎるのかもしれない、あの人もこの人もどこか悲しそうにしていて、だから秋のことを好きだと思えるようなことも。