頭がぼんやりして仕方なかった。ケンコウな生活を繰り返していればケンコウになれるなんてやっぱり嘘だと思うよ。遠い遠いものがゆらりゆらりと揺れるのを眺めているような日。足の親指ってとても人体っぽいと思う。洗うことが私の割り当てで、浴室、足元に…
液晶の中に風船が飛ぶ。わたしの体が生まれた日を、わたしの体のない世界で祝われるのは何だか不思議なことのような気がした。 そういえば半年くらい前、わたしは十年ほど前から持ち運んでいたことを打ち返していて、十年後くらいにわたしの知らないところで…
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