0531

最後、最後、区切りは心地の良いものだ、こんな日にいい気候すぎてうそみたい、涼しく流れていく空気に腕は解けない、人との会話ができない、頭が真っ白になる、夕暮れが青くなかったら終わっていた。歩きながら考える現実味ってなんだろうということ、道路は泡だったりしない、遠くを見る、遠くの方を見る。誰かに呼ばれているような気がする。明日起きられるかな。明日ちゃんとコンタクトが入れられるかな。明日ちゃんと場所につけるかな。明日ちゃんと人のいうことがわかるかな。明日ちゃんと話せるかな、ちゃんと怪我しないで帰れるかな。無事に、無事に