0407

休日には計画したことの3割しかできないって本当だったなっていつも新鮮に思う。しなければいけないことがたくさんあった。もう間に合わないとわかっているけど試験の勉強はしたかったし、部屋は多少片付けないといけなかったし、クリーニングを取りに行きたかったし、金曜までに提出するはずだったものを今日こそ終わらせて出さなければならなかったし、今日までに提出するものも終わらせなければならなかった。台本を読んで考えたいことがたくさんあったし、そろそろ咲いているはずの桜も見たかった。

少し勉強をしてからクリーニングを取るのを言い訳に外に出た。近所の桜には人が集まっていて、私が何か化け物だったら桜の姿になるだろうなと思った。声をかけられて写真を頼まれて撮る、社交辞令でも喜んでもらえて嬉しかった。桜の含む発するのではない光、それは半分月に似ているかもしれない。

うっかり社給携帯を見たら明日から平日だと思って緊張が始まりやがて止まらなくなって、それで疲れたのか念のため飲んだ頓服の効果なのか(漢方なのでそんなはずはないと思う)、変な時間に一度寝てしまって、この時間になってようやく提出物を揃えた。冷静に考えるとタスク量が私にしては多い。高校の頃周りにいた元気な人たちのような感じになっていはしないか。それでも半分は望んで持っているものだから、それは辛くない。