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ひさしぶりに休みで、しかも元気だったので眼科へ行った。時期尚早ではないかと思ったが、花粉症の予兆がひさしぶりに見えていて、この先に行ける時間があるかわからなかったから声を無視して行った。十年前に同じ先生にかかっていたらしく、薬剤の進歩について楽しそうに話してくれる声にこんなに面白いお医者さんが近所にいたっけかと思いながら相槌を打ち、目薬を二種類手に入れる。おとといの休みでストレッチを久しぶりに真面目にやったせいか全身が広範囲にわたって筋肉痛になっている。苦手と得意の間を往復している謎のアイシャドウがある。懐かしい歌が急に鼻の付け根に帰ってきて震えている。20時を過ぎたらもう眠い。散り散りになった回想の中で天使が、輪が歪み崩れていくのに構わず踊っている。声が聞こえる。