1006

私の希望のひとつだった劇団が解散することを知った。作品はもう存在しているから、希望であることには変わらないが、もっと別の方向から、なにか変な穴が私に空いたような気分になった

言葉が過剰になって膨れ上がった揺り戻しのせいか、言葉を節制しなければならないような思い詰めがあり、切り詰めることの不得手より沈黙に引きずられていく午後だった。雨。窓の外から冷気。10月なのに半袖着てる。