0410

今度はこんな夢。早く逃げなければいけない。閑散とした家の中から、まだ幼い弟の手を引いて逃げ出す。靴は片方足りていなかったが、逃げた先で調達すれば良いだろうと思った。逃げた先はショッピングモールのような場所だった。同じ年くらいの女の子たちと合流する。泊まれる場所がないのでカラオケに入るのだけれど、どちらかというと細長い喫茶店のような場所に私たちは座っていた。靴下がない。一転して黒い場所。ライブハウスのような、色数だけが鮮やかな照明。目が覚めた私の人生に、一度として弟が存在したことはない。

不安になるくらいに陽気、夏日の四月、少し外に出た、工事現場は今日はおやすみで安心した。音探しをしている。なんか腹が立つ種類のカバージャケットがあることを自覚したので、なるべく曲情報が小さく表示される状態にして捲る捲る捲る捲る。途方もない不安。曲を捲る捲る捲る捲る。

明日は嫌だな、怒られるところから始まるし、それも多分私のせいだし、わかっているなら防げたはずだと言われはしないけれど、でも防げなかったからこうなるし、言われないままに印象だけが削れていくことを思うと怖いし。色々喋らなきゃいけないし、まあそれはある程度いいということにしたい。私は「想定していたよりも文章が早くちゃんと書けて」、読み上げるものさえ用意していればの前提付きだが「上手に喋れる」のだそうだ。ここではそうだろうな、そう思うと少し悲しい。

なぜか曲情報がコピーできない。