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やっとひとつ本を読み終わった。不思議と最近は翻訳ものを読んでいることが続いていて、やや妙な気分、私はカタカナの名前を覚えていることが苦手で、例えば漢字であれば模様の様子で出る差異がカタカナだとほとんど見えなくなってしまうとか、他にも理由はあるけれど、世界史よりも日本史の方に親しみを感じていたのはそうした理由にもよる訳で。だから時々人間が混ざる場所が混ざる、固有の名前を持つものはなんであれ混ざる可能性を持っていて、いやなんでもそうかもしれない。これから読む本は脈絡もなければ物語もない一人称とか三人称とかのものであることがわかっているので気が楽だ。週末のうちに書き終えなさいと言われていた年賀状を、本当は書き終えられていない。