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ホワイトノイズを耳に詰め込む。ループするときの段差に有名な騙し絵を思い出す。蝉はまだ鳴いている。大事な大事な連絡をひとつする。いつか必ず裏切れるように願いながら文字を打つ。

図書館から借りてきた小説を開いてみる。内容は全く頭に入ってこない。燻されたような濁った匂いがして、前の借り手は喫煙をしていたのかもしれないと思う。

何から書こう。不安と謎の衝撃、思いがけず来る連絡に思いがけず来ない連絡、全然待っていない郵送を待っている振り、電話をすっぽかし面談はすっぽかされてあれやこれ。図書館には行ける、夕方は涼しいけれども湿度でどろりとしている。入り口の前には区営施設からのお知らせがいくつか飾ってあって、その中のひとつに目が止まる。ワークショップのお知らせ、情報公開は昨日から。その場で申し込みをするこういうときのこういうときにだけこういう行動力が働くのだという実感が、実感が生まれる クリーニング屋さん コンビニで地方銀行の残高確認 夕陽を直視してしまった一瞬 なぜか痺れる左脚 南無阿弥陀仏 そういえば午前中びっくりするくらい起きていられなかったな 朝には起きたけれどその後ずっと突っ伏して寝ていた まだ履歴書書いてるよ、卑しいか