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起きればすでに肌寒かった。

文字ばかり追っていたが追いつかない、雨が降っていて、温めた牛乳がおいしく思えてしまう季節は足元からやってくる。コピー用紙を買いに行くはずだった、そのつもりで眉を書いた。椅子の構造が合わないのか(合わないような気がする)、ずっと座っていると座るための集中力が切れてしまう、場所を変えれば寝てしまう。

夢を見た。誰か少し遠い知り合いの結婚式があるらしい、夜遅く、ひと気のないデパートの3階渡り廊下前、同じ組に見知った顔がある、少し広い車の中、ご飯に行こうね、2320分集合で。遅いな、でも仕方ないか。閑散とした土地、お寺のような建物の中に畳敷きの会場があって、バイト先の店長などが仕事を持っている。「お世話になります」