0903

不思議と起きられなかった。妙にそわそわするのが久しぶりのような気がしたけれどもどうだろう、8月はそんなこともなかったような気がする。妙に快活な感じで受ける面接、沈んでいくような空模様も頭の中、どうして人はもちもちしたものを好んでしまうのか。夕方になったら浴槽を洗わないといけないと思っていたが気付けば床の上に倒れていて、すっかり暗くなっていて浴槽はもう湿っていた。

シャワーを浴びる、水が送られてくる軟らかい管が白い蛇のように見える。自分がただ物体としてそこにあるような感覚が抜けない。