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頭に膜がかかって周りの人が何を言っているのかわからないような状態、それを初めて知覚したのは高校三年の秋、10月とか11月だったということをふと思い出し、あなたの思考には靄がかかっている状態のはずだと整体で言われた1年前を思い出し、接続されて、私が現在どれくらい正常なのか、朦朧としていない状態とはどれほど明晰なものなのか、そういうことを考えるたまのタイミングがきょうだった。みたかった映画を見始めたが、文体と演技体の合わせ方がどうにも性に合わなくて、でも最後まで見ないと負けた気がする、そうやって現在中断中で、好きな演出家さんのあらわすマイナスベクトルのような発話の魔力のことへと連想が連なっている。