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主にインターネットで見つけた好きな一節を掻き集めて並べているメモがあって、ふと思い立って印刷した。10ページ。お守りにする。

要求される態度を無批判で身につけることは、組織の細胞として必要な態度なのだろうということは理解した。内面化したくないと強く思う。いなくなってしまうだろうか。そう思うと、私の細胞、呼吸なんかさせられて、拍動なんかさせられて可哀想だ、それらがどんなに頑張っても行き着く先がこれなんて報われない。

 

いつ貸出予約をしたのかも定かではないけれど、確かにあの友達の勧めであろうという本を読んだ。現実的、綺麗な話だった。でも解説を読んでむかついた。その全ての要素を整頓してジャッジするような言い草が不快だった。そういった言葉から自分を切り離せない程度に未熟で、そういうことを食卓でも考えた。会話がどうにも不快な方向、それはなぜ、どこが。考える。侵食されないようにしたい。自我がまだ弱い。

風はすっかり質量を得たようだった、花は咲いたり散ったりしていて、弾丸をまき散らすみたいにして雨音は硝子を叩く。