トロッコ問題で容赦無くハンドルを切れるような物言いをする人になんかなりたくなかった。それなら、誰がそこにいても、轢かれるのが自分でも同じことを言えなければならないのにきっとそれすらできないのだ。
パスワードどころかIDも覚えていないしなあなんてずっと見逃し続けてきた配信停止のボタンを、押したら何も聞かれることなくあっさり縁が切れたみたいな、
画面の向こうは凍っているみたいだった。支給されたパソコンの慣れない
変換装置、改行
の機能で勘違いした詩み
たい
になる のをそのままにする 止まる うまくつながらないらしい その不確実に安心する、ゆらゆらとしたものはあんしんする
実感がなくてよかった、このまま軟着陸できれば良い 自我は保ちたい 今日はそんな訳で日中にも読書の時間が取れてよかった。