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起きられなかった、もうすっかり昇った日に撫ぜられながら朝食をとった それからずっと眠たかった しなければいけないことをしたけれど何度も意識は遠ざかっていった 酸欠だろうかと思って窓を開ける どう見えていたか、もっと聞いておけば良かったなあ 「達者じゃないけど卑しくないから良い」私は達者でなく卑しいから駄目だ 本を送るために郵便局へ行く 宛先は懐かしい住所にほど近い「幸せな夢を、見たこともあったの」だった気がする、どうだっただろう、もう一度きくことができるだろうか ずっと眠い ずっとずっと眠たい