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スケジュール立てが苦手で、12月になってからばっくりと割れ目が開く。始まりと終わりを決めれば、それを細かく砕いていけば全ては解決すると繰り返し言われるけれどまったく着いていけなくて困っている。瞬く間に始まりは始まりではなくなり終わりは終わりではなくなり、どうにか並べたブロックの隙間から粘液がぷっくりと現れ出てみんな溶かしていく、その前で呆然としている。学習塾はスケジューリングの外注でもあったのかもしれない。今が夜でさえなければ・今が昼でさえなければ  鏡の触ったところから砂として崩れていく せかいが壊れている