0717

驚くくらいの速さで過ぎていく七月の第、何週だったっけ 頭がからからに乾いているような感覚だけがずっとあって、気がついたら金曜の夕方になっている生活はもしかしたら少し幸せなのかもしれなかったけれどそんなふうにこの空虚とも呼べないからつきを誤魔化したくはなかった。今日は久しぶりに明るさの残っているうちに仕事が終わって、だから図書館まで歩いて、子供はいつでも遊んでいる、ランドセルに憧れたのは初めてだった。大きな虫に見える