予約する部屋を間違えたのだった。退勤をして、夏のような外、恥ずかしい気持ちでキャンセル代金を払う。ひんやりとした硬貨が指の腹をすべる カフェソーダをはじめて飲んだ はじめに説明されたのに見事にふきこぼしてしまった 謝りながら机を拭いてもらった…
七月、しちがつ、その音の涼やかさならわたしにも分かる。共感覚の人の気持ちなど、繊細な人の心などわからなくても印象の心地よい部分にフォーカスを当ててその他の苦痛を風流となすその感傷はきっと分かる。のみこまれていく 炙られた意識でことばになやま…
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